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公用車に燃料電池車を導入して検証へ…トヨタのミニバン改造
兵庫県は5月17日、トヨタ自動車と連携して燃料電池自動車を利活用した実証実験を開始すると発表した。
実証実験では、トヨタが開発した燃料電池自動車(FCEV)を貸与された兵庫県が公用車として使用する。社会の中での商用燃料電池車の有効性の確認して新しい価値の発見を目指すとしている。
期間は5月20日から8月19日。市販車をベースにトヨタが燃料電池車に改造したオフィスカー『燃料電池グランエース』で、モニターやウェブ会議カメラ、マイクスピーカー、WiFiルーター、折り畳みテーブルなどを装備する。兵庫県は貸与された車両を県公用車として利活用し、実用性の有無や改良・改善点をトヨタと協議・検討する。