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ランボルギーニ ウラカン に新型レーサー「エボ2」…2023年実戦デビューへ
ランボルギーニは5月3日、新型レーシングカー『ウラカンGT3エボ2』(Lamborghini Huracan GT3 EVO2)を欧州で発表した。市販モデルの『ウラカンSTO』をベースにしたレーシングカーとなる。
2018年に発表された『ウラカンGT3エボ』の後継モデルとなるウラカンGT3エボ2は、FIA (国際自動車連盟)の2022テクニカルレギュレーションに準拠しており、新開発の空力ソリューションと吸気システムを採用した。フルカーボンファイバー製のボディには、新設計のスプリッター、ディフューザー、アンダーボディが採用されており、空力性能を高めている。
カーボンファイバー製のフロアと新デザインのディフューザーが、ウラカンGT3エボよりも大きなダウンフォースを生み出す。また、リアウイングは、ウラカンSTOに触発されたデザインで、アルミ製ピラーに取り付けられた。ウラカンGT3エボと比較して、リアウイングの角度調整の精度が向上しているという。
ウラカンGT3エボ2は、2022年の後半から顧客に引き渡される予定だ。サーキットデビューは、2023年のデイトナ24時間レースを予定している。