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メルセデスベンツ Cクラス ワゴン 新型にも「AMG 43」、ダウンサイズの2.0L直4に電動ターボ…欧州発表
メルセデスベンツは4月27日、新型メルセデスAMG『C43 4MATICステーションワゴン』を欧州で発売した。
新型メルセデスAMG C43 4MATICステーションワゴンは、新型メルセデスベンツ『Cクラス ステーションワゴン』がベースの高性能グレードだ。従来型の直噴3.0リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを、新開発の電動ターボを組み込んだ直噴2.0リットル直列4気筒ガソリンエンジンに置き換える。
F1のノウハウを生かして開発された電動ターボチャージャーは最大17万5000rpmの速度で回り、高速で空気の流れを作り出す。電動ターボチャージャーは、48Vの電気システムによって作動し、最大出力408hp/6750rpm、最大トルク51kgm/5000rpmを引き出す。
48ボルトのマイルドハイブリッドとして機能するベルト駆動のスタータージェネレーター「RSG」のモーターが、14hpのパワーを引き出し、加速時などにエンジンをアシスト。トランスミッションは9速の「AMGスピードシフトMCT 9G」で、駆動方式は4WDの「4MATIC」だ。0~100km/h加速4.7秒、最高速250km/h(リミッター作動)の性能を備えており、オプションの「AMGドライバーズパッケージ」では、最高速が265km/hとなる。