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アウディ初のEVミニバン、次世代コンセプト『アーバンスフィア』[詳細写真]
アウディ(Audi)は4月19日、コンセプトカー『アーバンスフィア』を発表した。次世代のEVパワートレインを搭載する大型EVミニバンを提案している。
モーターは前後に合計2基搭載されており、最大出力401hp、最大トルク70.4kgmを発生する。パワフルなツインモーターは、市街地を走行するには充分なスペックという。さらに、アウディのハイパフォーマンスモデルに不可欠な4輪駆動システムの「クワトロ」も搭載している。
駆動システムの中心的要素は、800Vの充電テクノロジーだ。これにより、急速充電ステーションを利用すれば、最大270kWの出力で、バッテリーを短時間で充電することができる。充電時間は、内燃エンジン搭載車に燃料を補給する時間に近づいている、と自負する。300km以上の航続に必要なバッテリー容量を充電する時間は、10分。さらに、蓄電容量120kWh以上を備えたバッテリーは、25分未満で最大80%まで充電でき、1回のフル充電で最大700km(WLTPサイクル)の航続を可能にしている。