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打倒アルファード!日産『エルグランド』13年ぶりのモデルチェンジへ!? 全高アップが鍵となるか

  • 《APOLLO NEWS SERVICE》
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  • 《写真提供 日産自動車》
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日産自動車の元祖高級ミニバン『エルグランド』。現行型で生産終了の噂もあったが、どうやら次期型の開発が進められている可能性が高いことがわかった。スクープサイト「Spyder7」では最新情報をもとに、そのデザインを予想する。

初代エルグランドは、1997年に登場し「高級ミニバン」市場を確立、後のトヨタ『アルファード』やホンダ『エリシオン』などに影響を与えた。しかし現在ではその立場を完全にアルファードが逆転している。3代目となる現行型は2010年に登場しており、すでに12年のロングライフとなっており商品力の低下は否めない状況だ。そんなエルグランドだが、次期型の開発が進められているという。登場は2023年とみられ、13年ぶりの世代交代に期待が高まる。

次期型ではルノー日産三菱アライアンスの新世代CMFプラットフォームを採用。全高が若干サイズアップされ、高級ミニバンらしい堂々たる佇まいと、居住空間の向上に寄与すると見られる。

予想されるエクステリアデザインだが、エルグランドのアイデンティティである2段式のヘッドライトはよりシャープさを増し、押出し感と高級感を両立したフロントマスクとなるだろう。視覚効果によって盛り上がりがあるように見せるフェンダーアーチは、ワイド感とスポーティさを強調する。全高が上がることで、現行エルグランドに足りない部分でもあった圧倒的な存在感を醸し出すことになるだろう。

パワートレインの注目は、新開発の1.5リットル直列4気筒「VC」ターボ可変圧縮エンジン+電気モーターの「e-POWER」ハイブリッドが予想される。システム合計の最高出力は200psオーバーとなり、駆動方式はFF及び全輪駆動が提供されるだろう。VCターボとe-POWERの組み合わせにより燃費が大幅に向上することが期待できそうだ。またV型6気筒ガソリンエンジンは廃止されると思われる。

安全装備では、「プロパイロット2.0」の最新バージョンを搭載。ナビゲーションと連動する3D高精度マップを活用、車両の状況を正確に把握することにより、ハンズオフ状況でもなめらかなハンドリングを実現するだろう。