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ガソリンエンジン最後のアウディ『Q5』か? 次期型プロトタイプの「圧」がすごい
アウディが現在開発を勧めているミドルサイズ・クロスオーバーSUV『Q5』次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。
現在アウディは多くの自動車メーカーと同様に、電動化を加速している。すでに、2026年に新しいガソリンエンジンモデルの開発を終了し、2030年代には内燃機関モデルの販売を完全に停止することを発表している。第3世代となる次期型は2024年の発売が予想されており、前出のスケジュールに当てはめると、アウディの最も売れているモデルの1つであるQ5にとって、次期型は最後のガソリンエンジンモデルとなることが濃厚だ。
捉えたプロトタイプは、そのスタイリングを隠すフルカモフラージュをまとっているが、フロントエンドは現行型より直立していることがわかる。ボンネットフードを含め角張ったイメージだ。高い位置にコーナーエアインテークを配置することにより、かなり威圧感もアップしている。また話題の上下二段式のスプリットヘッドライトは採用されてないようだ。
側面ではスイープしたスポーティな2本のキャラクターライン、後部ではテールゲート内に収まっていたLEDテールライトが、開口部をまたぎボディサイドまで伸びている様子が見てとれる。
次期型は、開発中の『A4』新型と同じプラットフォームを採用する。ボディサイズは拡大し、キャビンと荷室スペースに割り当てられる。また現行型同様にクーペSUVタイプの「スポーツバック」の設定も濃厚だ。内部では、これまで以上に大きなディスプレイと、より多くのテクノロジーを備えたコックピットを装えるだろう。
またパワートレインもA4と共有。さまざまなガソリンエンジンとディーゼルエンジン、ハイブリッド、プラグインハイブリッドなどがラインアップされるだろう。