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ジープ ラングラー のEVコンセプト、「2.0」に進化の可能性 4月9日発表
ジープは3月31日、米国ユタ州モアブで4月9日に開幕する「2022イースター・ジープ・サファリ」でワールドプレミアするコンセプトカーの新たなティザースケッチを公開した。
ティザースケッチでは、フロント側面に「MAGNETO 2.0」の文字が確認できる。ジープが前回の「2021イースター・ジープ・サファリ」で初公開したEVコンセプト、『マグニートー』の進化版が登場する可能性が高い。
マグニートーのベース車両は、2020年モデルのジープ『ラングラー・ルビコン』だった。最大6000rpmで回る特注のアキシャルフラックスモーターを搭載していた。モーターは6速MTに接続されており、内燃エンジン車と同じように稼働するクラッチ付きのマニュアルEVパワートレインとした。クイックシフト時には、モーターはクラッチの接続時に作動し、回転が止まるのを防ぐ。
コンパクト設計のモーターは、3.6リットルV型6気筒ガソリン「ペンタスター」エンジンに匹敵するパワー&トルクを追求しており、最大出力285hp、最大トルク37.7kgmを発生する。マグニートーのEVパワートレインは、チューニングによって、V6ガソリンエンジンと同等の走行性能が追求された。V6ガソリンエンジンとマグニートーのEVパワートレインの違いは、サウンド程度という。力強い加速が必要な場合、モーターは最大トルク37.7kgmを引き出す。0~96km/h加速は、6.8秒で駆け抜ける。