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日産、欧州初の「e-POWER」…キャシュカイ 新型に設定<速報>
日産自動車の欧州部門は3月7日、新型『キャシュカイ』(Nissan Qashqai)に「e-POWER」を設定すると発表した。欧州初のe-POWER搭載車となる。
従来型キャシュカイは、日本では一時期『デュアリス』として販売されていたSUVのモデルチェンジ版だ。日本市場では、デュアリスは『エクストレイル』に統合されたため、従来型以降、キャシュカイは日本市場には導入されていない。
このキャシュカイの新型に、欧州初のe-POWERが設定される。e-POWERの特長は、ガソリンエンジンが発電のためだけに使用され、駆動は電気モーターによって行う点にある。これによって、エンジンは常に最適な範囲内で作動し、従来の内燃エンジンと比較して優れた燃費と低いCO2排出量を実現しているという。
新型キャシュカイの場合、e-POWERシステムのモーターは、最大出力190hpを発生する。発電専用の1.5リットル直列3気筒ガソリンターボエンジンには、可変圧縮比テクノロジーが導入され、最大出力156hpを引き出す。e-POWERシステムには、ガソリンエンジン、発電機、インバーター、電気モーターが一体設計されている。充電は必要ない。