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エリーゼ 最終モデル、初代の名付け親 ロータス会長の孫娘に納車
ロータスカーズは2月25日、スポーツカーの『エリーゼ』(Lotus Elise)の最終モデルを、英国ヘテル本社において顧客に引き渡した、と発表した。
エリーゼの最終モデルの引き渡しを受けたのは、エリーザ・アルティオーリさん。1993年にGM(ゼネラルモーターズ)からロータスカーズを買収し、1996年まで会長を務めたロマーノ・アルティオーリ氏の孫娘にあたる。
初代エリーゼは1995年秋、フランクフルトモーターショーで発表された。エリーゼの車名は、当時ロータスカーズの会長だったロマーノ・アルティオーリ氏が、孫娘のエリーザ・アルティオーリさんの名前にインスピレーションを得て、命名されたという。
エリーザ・アルティオーリさんに納車されたエリーゼの最終モデルが、『エリーゼスポーツ240』の「ファイナルエディション」だ。ボディカラーは「チャンピオンシップゴールド」。エンジンのキャリブレーション変更により、最大出力はプラス23psの243psを獲得する。最大トルクは24.9kgm。1トンあたり263.6psのパワーウェイトレシオにより、0~100km加速4.5秒の性能を可能にしている。