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日産 キャラバン ディーゼル車、デザインとパワートレインを刷新…最上級グレードも追加
日産自動車は、『キャラバン』ディーゼル車をマイナーチェンジし、4月下旬より発売する。
キャラバン・ディーゼル車の改良新型は、昨年10月にマイナーチェンジしたガソリン車同様、ダイナミックで力強く存在感を増したエクステリア、黒を基調とした落ち着いた雰囲気のインテリアなど、デザインを一新。ボディカラーには「ピュアホワイトパール」、「ミッドナイトブラック」、「ステルスグレー」の3色を追加した。
また、歩行者の検知も可能な「インテリジェント・エマージェンシーブレーキ」や、「インテリジェント アラウンドビューモニター」、「踏み間違い衝突防止アシスト」などの先進安全技術を新たに装備。安全性能を大幅に向上させ、ディーゼル車でも全車「セーフティ・サポートカーS<ワイド>(サポカーS<ワイド>)」の対象とした。さらに、運転の疲労を軽減する「スパイナルサポート機能付きシート」を全車標準装備とした。
パワートレインには、新ディーゼルエンジンとマニュアルモード付き7速AT「7M-ATx」を採用し、静粛性とスムースな加速を両立した。新ディーゼルエンジンは、排気処理に尿素SCRシステムを採用することで平成30年排出ガス規制に適応。併せて7M-ATxの採用により、燃費性能は従来の12.4km/リットルから13.9km/リットル(JC08モード)と12%向上。動力性能はクラストップのトルクを進化させ、最大トルクは356Nmから370N-mとし加速性も向上している。
なお、今回のマイナーチェンジでは専用内外装の最上級グレード「グランドプレミアムGX」を新設定。また、ガソリン、ディーゼルのMT、ディーゼル車のワイドボディを廃止した。キャラバンディーゼル車の価格は309万5400円から418万2200円。