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メルセデスベンツ Vクラス、全モデルにクリーンディーゼル搭載…高級仕様も追加

  • 《写真提供 メルセデス・ベンツ日本》
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メルセデス・ベンツ日本は、『Vクラス』の一部改良および原材料費の高騰等に対応した価格見直しを行うとともに、新たに『V220d エクスクルーシブ ロング プラチナスイート』を追加し、2月18日より販売を開始した。

今回の一部改良では、最高出力163ps/最大トルク380Nmを発生する最新の2.0リットル直列4気筒クリーンディーゼルエンジン「OM654」を全車に搭載。振動、騒音も低減させており、快適なドライブを実現する。また、シリンダーブロックとピストンに熱膨張率の異なる素材を採用したほか、表面コーティング「NANOSLIDE」を導入することで、摩擦を低減し効率性を向上。さらに、排出ガス浄化経路の短縮やsDPF(選択触媒還元法コーティング付粒子状物質除去フィルター)を採用するなど、排気の浄化にも注力している。トランスミッションは全モデルに9速AT「9G-TRONIC」を採用。広い変速比幅によりエンジン回転数を大幅に低減し、優れたエネルギー効率と快適性を実現している。

また、ブランドロゴプロジェクターライトを全モデル標準装備。夜間のドアの開閉の際に足元を優雅に照らす。さらにフロントシートの太もも下部分の座面長を好みに応じて調整する機能も標準装備。より安定したドライビングポジションを確保できる。

新モデルのV220dエクスクルーシブロングプラチナスイートは、専用アルミニウムインテリアトリム、全席ナッパレザーシートとレザーARTICOダッシュボードを採用し、高級感あふれるインテリアを演出。また、前席にはシートと乗員の接地面の蒸れを防止するシートベンチレーターを備え、快適性も向上している。

さらにデジタルルームミラーを標準装備することで、後席の同乗者や大きな荷物で見えにくくなる車両後方の視界を補助。スイッチ操作で通常のルームミラーに切り替えることもできる。運転席と助手席の間には、容量3.2リットルの冷蔵庫付きセンターコンソールを装備。その後方には温冷機能付きカップホルダーを備える。2列目には、カップホルダー、USBポート、スマートフォン用トレイ、小物入れを備えるエクスクルーシブシートを標準仕様とし、快適な移動をサポート。また、前席背面部にはシートバックテーブルを採用している。

価格はV220dが840万円(旧価格791万円)、V220dアバンギャルドロングが866万円(同816万円)、V220dアバンギャルドエクストラロングが892万円(同841万円)、V220dマルコポーロ ホライゾンが1016万円(959万円)、V220dエクスクルーシブロングプラチナスイートが1205万円。