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東京臨海都心で自動運転の小型バスがサービスへ

  • 《画像提供 モビリティテクノロジーズ》

モビリティテクノロジーズは、2月17日~3月10日の期間中、トヨタ自動車が開発・製造する自動運転車両『イーパレット』によるモビリティサービス実証実験を、東京臨海副都心・お台場エリアで実施する(2月1日発表)。

お台場にあるシンボルプロムナード公園内のセンタープロムナード(ヴィーナスフォート前)~セントラル広場(ダイバーシティ東京前)間を1周約10分で往復する。

モビリティテクノロジーズが全体を統括し、トヨタ自動車がイーパレットの提供・運行、ティアフォーが自動運転システムの開発・提供、あいおいニッセイ同和損保が自動運転車両向け保険の提供と実証実験運営等に関するリスクアセスメントを担当する。また、KDDIとNTTドコモ、トヨタ紡織が車内エンタメコンテンツを提供する。

実証実験は東京都の「令和3年度自動運転移動サービス実現に向けたサービスモデルの構築に関するプロジェクト」に採択されたことを受けたもの。

東京都は「未来の東京」戦略で無人自動運転による移動サービスの実現を政策目標として掲げるとともに、「スマート東京実施戦略」でも自動運転の実用化で都の課題解決を目指している。実証実験は、8社共同による自動運転車両を活用した新たなモビリティサービスを提供することで、自動運転車両運行・乗車時のUI/UX・車内エンタメコンテンツ・人流の変化・法的、環境的課題などを検証・確認する。