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AIと自動運転バスで道路損傷箇所を検出、ボードリーが開発実証に参画

  • 《写真提供 BOLDLY》
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BOLDLY(ボードリー)は、1月24日から埼玉県越谷市内で実施される総務省「令和3年度課題解決型ローカル5G等の実現に向けた開発実証」の自動運転バス運行に関する業務を受託した。

実証実験では4Kカメラを仏Navya社製自動運転バス「NAVYA ARMA」に搭載して道路の路面を撮影し、その撮影データをローカル5Gを活用してクラウドサーバーにアップロード。NTTドコモおよびエクシオグループが開発した道路管理AIシステムが、クラウドサーバー上の撮影データから損傷個所を自動的に検出する。

ボードリーはNAVYA ARMA」の運行業務に加え、走行環境や通信環境など自動走行に必要な情報の調査、走行経路の3次元地図データの作成、行政や県警からの助言などを反映した走行ルートの設定および走行調整を担当。AIなどの最新技術と自動運転を掛け合わせ、道路管理業務の効率化を目指す。