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鳥取砂丘に自動運転バス、車窓に砂丘や市内観光地の映像を投影
日ノ丸自動車、日本交通、麒麟のまち観光局、ウィラーの4社は、2月17日より鳥取砂丘周辺の公道にて自動運転の実証実験を実施する。鳥取砂丘では、は砂丘観光の中心である東側エリアと西側エリアをつなぐ持続可能な利便性の高い2次交通の確保が課題となっていた。
鳥取砂丘はこれまで、砂の美術館やビジターセンターのある東側エリアに観光客が集中していた。しかし、西側エリアでも民間企業によるワークプレイス拠点施設および高級リゾートホテルの開業などが予定されるなど、再整備に向けた動きが活発化している。
実証実験は鳥取砂丘周辺の公道にて、2月17~20日・23日、3月1日・2日・4日~6日の計10日間実施する。期間中は、自動運転サービスによる持続可能な地域公共交通および周遊観光サービスの構築をテーマに、鳥取砂丘の東西をつなぐ、片道約2kmを1日4往復運行する。
実証実験には一般的な運転席、ハンドル、アクセル及びブレーキペダルのない自動運転専用のEV車両『NAVYA ARMA』を使用。将来的な無人自動走行に向けた運行技術検証および、オペレーター教育を実施する。また、車窓に特殊な加工を施し、砂丘や市内観光地の映像を投影しながら運行することで、単なる移動だけではない付加価値の高い移動体験を提供。乗ること自体がワクワクするアトラクション自動運転サービスによる受容性向上についても検証する。
なお2月中は、日本初となる事業用の緑ナンバーでの運行となる。