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ボルボの自動運転大型トラックが石灰石を運ぶ…片道5km、途中にトンネルも
ボルボグループ(Volvo Group)は11月21日、自動運転の大型トラックを使った石灰石輸送を開始した、と発表した。
ボルボグループは、ノルウェーで採石事業を手がけるBronnoyKalk社と契約を結んだ。ボルボの大型トラック『FH』をベースにした自動運転トラックが、採石場から港まで、石灰石の輸送を行っている。
自動運転トラックが走行する距離は、片道およそ5km。ルートの途中には、トンネルも含まれる。ボルボは6台の自動運転トラックを配備して、石灰石のピストン輸送を行う。
なお両社の契約では、BronnoyKalk社が自動運転トラックを購入するのではなく、自動運転トラックの輸送サービスの対価をボルボグループに支払う。石灰石1トン当たりの輸送料金を支払う契約とした。ボルボグループは2018年末まで、試験運用を行い、2019年末までに正式稼働させる予定、としている。