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ジープ レネゲード 改良新型、表情変化…写真公開
ジープのブラジル部門は1月10日、改良新型『レネゲード』(Jeep Renegade)の外装写真を先行公開した。
レネゲードは2015年、ブラジルで生産が開始されて以来、35万台以上を販売しており、2021年にはコンパクトSUVの最量販モデルになった。改良新型では、パフォーマンスやテクノロジー、安全性能の強化を図る。デザインを変更しながら、ジープならではの個性を維持することが重視されている。
◆縦方向にコンパクト化された7スロットグリル
改良新型では、新しいフロントグリルやデイタイムランニングライトを採用した。フロントの「7スロットグリル」は、縦方向にコンパクト化されている。フロントバンパーも開口部をハニカムパターンとした新デザインで、フォグランプは丸型から角型に変えている。新デザインのデイタイムランニングライトには、ウインカー機能が付く。
リアには、新デザインのLEDテールライトを装備した。リアバンパーのデザインも見直されている。
インテリアには、新しいステアリングホイールと新しいフルデジタルインストルメントパネルが装備される。モダンなステアリングホイールとフルデジタルインストルメントパネルに加えて、ダッシュボードには8.4インチのマルチメディアセンターディスプレイがレイアウトされる。
◆混合燃料に対応した新しいターボフレックスエンジン
新しい「T270型」ターボフレックスエンジンを搭載する。駆動方式は2WDの「4×2」と4WDの「4×4」バージョンが用意される。4×4バージョンは、セグメントで最高のオフロード性能を目指している。
T270型ターボフレックスエンジンは、CO2排出量を抑えながら、優れた動力性能を追求する。このエンジンは、2022年1月に導入されるブラジルの排出ガス基準「ProconveL7」の要件を満たす。その設計は効率に重点を置いており、低燃費が特長だ。グローバルテクノロジーを採用し、ブラジルで生産されるT270型エンジンは、混合燃料に対応したターボフレックスエンジンとしては、ブラジル国内で最も強力なエンジンになるという。
T最新のトラクションシステムを組み合わせ、エンジン回転数の高い領域において、素早いギアチェンジを行うスポーツドライビングモードを採用する。これにより、スロットルレスポンスがより機敏になり、スポーティな運転を可能にしている。
◆クラス最高のオフロード性能を追求した「トレイルホーク」
クラス最高のオフロード性能を追求した「トレイルホーク」グレードが継続設定される。「Jeep ActiveDrive」システムと「ActiveDrive Low 4×4」システムには、「Jeep Selec-Terrain」システムを採用する。4×4システムは、オート、スノー、サンド、マッド、ロック(トレイルホーク専用)の最大5モードを備える。オンロードやオフロード、あらゆる天候条件でのパフォーマンスを高めている。
トレイルホークグレードは、ActiveDrive Low 4×4システムで、クラス最高のオフロード性能を追求する。スキッドプレート、赤い前後フック、ヒルディセントコントロールを装備した。
専用ステッカー付きのボンネットフードに加えて、サンルーフ、Aピラー下の「Trail Rated」デカールが特徴だ。これにより、牽引力、渡河水深性能、機動性、最低地上高などに優れるモデルであることが誇示されるという。砂地や川、アスファルトで最大のパフォーマンスを発揮する、としている。