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【ホンダ N-BOX 改良新型】ついに全車速追従ACCを装備…電動パーキングブレーキを搭載
ホンダは軽スーパーハイトワゴン『N-BOX』を一部改良。電動パーキングブレーキを追加、ACCを全車速追従に進化させ、12月17日に発売する。
また、12月16日に初代N-BOX誕生から10周年を迎えたことを機に、Nシリーズ『N-BOX』『N-ONE』『N-WGN』『N-VAN』共通の新ブランド「N STYLE+」をスタート。その第1弾として、特別仕様車「N-BOXカスタム STYLE+ ブラック」を同時発売する。
電動パーキングブレーキはスイッチで作動し、アクセルペダルを踏むことでブレーキを自動解除できる便利な機能。この電動パーキングブレーキの機能を活用することで、全車速追従のアダプティブ・クルーズコントロール(ACC)が可能となる。
これまでNシリーズでは、N-ONEやN-WGNにこの電動パーキングブレーキを搭載していたが、N-BOXは非搭載。ライバル車となるダイハツ『タント』やスズキ『スペーシア』などが搭載し、全車速追従ACCを装備していることもあり、ユーザーからはN-BOXに電動パーキングブレーキを搭載してほしいとう声が高まっていた。
今回の一部改良では、オートブレーキホールド付電子制御パーキングブレーキを新たに全車に標準装備する。これに合わせて「ホンダ センシング」のACCは全車速追従へと進化。先行車が停車すれば合わせて停車し、運転をサポートする。
価格はN-BOXが144万8700円から204万2700円、N-BOXスロープ仕様が164万7000円から206万8000円、N-BOXカスタムが178万9700円から225万2800円、N-BOXカスタムスロープ仕様はFFが200万7000円、4WDが212万8000円。
Nシリーズ10周年を機に新たにNシリーズに設定する「N STYLE+」は、Nのさまざまな世界観を提案し、車選びの楽しさを高めた新ブランド。多くの人にNシリーズの使い勝手の良さを体感してもらう一方、人とは一味違う個性あるデザインを求めるユーザーニーズに応えることを目指して誕生した。
第1弾となるN-BOXカスタム STYLE+ ブラックは、上質かつ精悍なN-BOXカスタムのデザインに、こだわりのブラックをアクセントカラーとしたエクステリアが特徴。フロントグリル、リアライセンスガーニッシュをはじめとする各部に施したベルリナブラックがクールかつさらなる高級感を演出している。さらに、N-BOXカスタムエンブレムやアルミホイールにも専用のブラック塗装を施し、より引き締まった印象に仕上げた個性あるデザインを楽しめる。
価格は192万9400円から219万0100円。
ホンダでは、今後もNシリーズ各機種の個性や世界観と顧客ニーズをかけあわせた「N STYLE+」を順次展開していく。
また、ホンダウエルカムプラザ青山では、Nシリーズ販売10周年を記念して、特別企画展「N Marche」を2022年1月15日から2月7日まで開催。Nシリーズオーナーからの声をもとに、「Nのある豊かな生活」の世界観をマルシェ(市場)に並んださまざまな商品を見て回るように体感できる。