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トヨタ紡織、自動運転を想定した2つの車室空間提案へ…CES 2022

  • 《写真提供 トヨタ紡織》
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トヨタ紡織は、2022年1月5日から8日に米国ラスベガスで開催される世界最大級のデジタル技術見本市「CES 2022」に出展。将来の自動運転を想定した2つの車室空間を提案する。

「MX221」はトヨタ紡織、ジェイテクト、アイシン、デンソー、豊田合成、東海理化、トヨタグループ6社連携による先進先行技術を搭載するMaaSシェアライド空間コンセプト。2030年以降の自動運転レベル4を想定し、都市部でのシェアモビリティの車室空間を「Diversatility」をコンセプトテーマに、シートレイアウトや内装アイテムを変更することで、多様な移動ニーズや利用シーンに合わせた空間を提案する。

6つの先進システム(クリーン維持、シームレス乗降、空間サービス、ヘルス&セーフティ、多様な空間、サステナブル)を搭載。乗員の状態やシーンに応じて空調や照明、音響、香り、振動刺激、映像を最適に制御する。また、多様なユーザーに合わせて可変できるシートレイアウトグレードに合わせて、シートモジュールやシート構成部品が脱着・交換できる構造を採用する。

「MOOX」では、ビジネスやエンターテインメントなど様々なサービスで空間活用されることを想定したMaaS空間を提案する。用途に応じてシートや内装アイテムを脱着交換して効率的に空間をアレンジできるテイラードスペースシステムを搭載。また、車両位置情報と連動したコンテンツ提供や、乗員行動や感情を推定し、状態を誘導する五感制御システムで、新たな体験を提供する。