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羽田空港周辺公道で自動運転バスの実証実験…一般客も乗車可
羽田みらい開発、鹿島建設、ボードリー(旧SBドライブ)、日本交通、マクニカの5社は、複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(HICity)」と羽田空港第3ターミナル間の公道で、12月11日から30日まで、自動運転バス『ナビヤ・アルマ』の実証実験を行う。
今回の実証実験では、一般利用者も乗車可能な自動運転バスがHICityと羽田空港第3ターミナル間の公道を含む往復約3.9kmのルートを時刻表に沿って運行する。羽田空港を含むルートで一般利用者向けに自動運転バスの実証実験を行うのは初めてとなる。
羽田みらい開発など5社は、2020年9月18日からHICityで自動運転バス、ナビヤ・アルマを定常運行しており、無事故を継続中。またHICityでは、1年以上にわたり自動運転バスに関するさまざまな技術検証を行っており、2021年9月には、日本初となるHICityにおける3台の自動運転バスの同時運行を検証した。その結果、現在は、車内のオペレーターが操作せずに自動運転バスを運行しており、限定地域にてシステムが全ての動的運転タスクおよび作動継続が困難な場合の応答を行う「自動運転レベル4」での運行準備が整っている。
今回の実証実験では、HICityの敷地内で行ってきた自動運転バスの運行を、一般車両の交通量が多い環状八号線を含む羽田空港周辺の公道で行い、これまでに培ってきた技術的見地を実証する。