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光岡、霊柩車・搬送車の在庫量を増やす—葬祭事業をアシスト
光岡自動車は12月3日、霊柩車や搬送車の製造販売を行なっている同社特装グループにおいて、搬送車・霊柩車の在庫量を増やし、葬祭事業者、霊柩運送事業者を支援するための体制強化を図ることを明らかにした。
搬送車・霊柩車は既存の車種を改造して生産する。その際に、車両の仕様、代替タイミングや予算など、個別のニーズに対応した『受注生産』が基本となっている。そのため納期に時間がかかり、車両故障や事故などの急な要望が発生した場合は、代替車両が手薄になりやすい傾向にあった。
光岡自動車特装グループではこうした状況を踏まえて6月より、改造ベース車両に新車だけではなく良質な中古車も用いて、受注に先行して積極的に車両を制作し、顧客向けに即納体制を整え、在庫車情報を定期的に公開してきた。
これらの施策に対し、予想を上回る反響と好調な受注状況があったという。今後、先行制作による在庫車両数を上積みし、買取り車や下取り車も加えて、事業者の『今』に応えられるよう体制強化に努めるという。