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『マツダ ヤリス』が登場!? 欧州版マツダ2の意外な姿とは…日本仕様はどうなる

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欧州版『マツダ2』の次期型プロトタイプを、スクープサイト「Spyder7」のカメラが初めて捉えた。

バッジをカモフラージュしている以外、そのまんまトヨタ『ヤリス』だ。しかし、テールゲートの黒いテープの下にはマツダの「M」のロゴが浮いて見え、マツダ2開発車両の可能性が高い。かねてからマツダ2次期型はトヨタ ヤリスのOEMとなると噂されていたが、どうやら現実となりそうだ。

マツダとしては、欧州でますます厳しくなる排出ガス規制に対応するために、「THS」(トヨタ・ハイブリッドシステム)を流用、コスト効率性を高め、速やかに開発を進めることが可能となる。因みに、トヨタは2016年から2020年までマツダ2のバッジを換えて北米版トヨタ ヤリスとして販売していたこともある。トヨタはOEMに積極的で、スズキには『カローラ』のOEMとなる『スウェイス』、RAV4 PHVのOEMとなる『アクロス』なども供給している。

マツダバッジをつけたヤリスはフランス北部のヴァランシエンヌにあるトヨタ工場で生産される。マツダのロゴ、ステアリングホイールを除いてインテリアも共有すると思われる。

欧州版マツダ2のワールドプレミアは2022年内と予想される。

なお、日本市場向けの次期型マツダ2は2021年内の登場が期待されており、こちらはマツダ専用デザインとなる。予想される日本版のパワートレインは、1.5リットル直列3気筒ガソリンエンジン+電気モーターのマイルドハイブリッド「SKYACTIV-X 1.5」、及び1.5リットル直列3気筒ディーゼルターボエンジン「SKYACTIV-D 1.5」のラインアップが予想されるほか、電気駆動のロータリーレンジエクステンダーの搭載も噂されている。