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日産 シルフィ に「e-POWER」、燃費は25.6km/リットル…中国で発表
日産自動車は9月29日、『e-POWERシルフィ』を中国で発表した。中国市場初の「e-POWER」搭載モデルとなる。
現行シルフィは2019年4月、上海モーターショー2019で初公開された。シルフィは、日産の中国市場における主力コンパクトセダンに位置付けられる。
e-POWERは、搭載しているガソリンエンジンで発電した電力によって、モーターを駆動し走行する。EVと同様、モーター駆動ならではの力強くレスポンスの良い加速とともに、高い静粛性を実現する、と自負する。
e-POWERシルフィは、最大トルク30.6kgmを獲得する。5種類のドライビングモードを切り替えることによって、走行シーンや走行環境に合わせた最適な走行性能を追求した。100km走行あたりのガソリン消費量は3.9リットル(およそ25.6km/リットル)の低燃費を可能にしている。
e-POWERは、2050年までに事業活動と製品のライフサイクル全体において、カーボンニュートラルを実現するという日産のグローバル目標の達成に貢献する。日産は2030年代早期より、主要市場に投入する新型車の全てを電動車両とすることを目指している。中国では2025年までに、e-POWERを搭載した6モデルの投入を計画しており、今回のシルフィはその第一弾、としている。