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トヨタ、自動運転のミニバン試作車両発表、米国で走行テスト
自動運転技術を手がけるオーロラは9月20日、トヨタとの戦略的提携の最初の成果として、トヨタのミニバンベースの自動運転車のプロトタイプを発表した。
オーロラは2017年、米国に設立された。シリコンバレーを拠点に、自動運転技術の開発を手がけており、ソフトウェア、ハードウェア、データサービスを統合して、乗用車、小型商用車、大型トラックの自動運転を可能にするプラットフォーム、「オーロラドライバー」を開発している。
オーロラとトヨタ、デンソーは2021年2月、長期的かつグローバル規模での戦略的提携を結ぶことで合意した。これにより、自動運転車をグローバルに展開していく。今後数年間で、ウーバーなどのライドシェア向けの自動運転車を、トヨタが量産・発売するための基礎を築くことを目指している。
戦略的提携の最初の成果として、3社のエンジニアリングチームが共同で、トヨタのミニバンの『シエナ』新型をベースに、オーロラドライバーを搭載した自動運転車のプロトタイプを開発した。
今後6か月間、このプロトタイプを使って、ピッツバーグやダラスなどで走行テストを行う。ライドシェアとサービスに関するエキサイティングなアップデートを、間もなく共有できることを楽しみにしている、としている。