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メルセデス CLA 次期型、ちょっと贅沢なコックピットを激写
メルセデスベンツの4ドアサルーン『CLA』次期型プロトタイプを、これまでで最もカモフラージュが薄い状態でキャッチした。また、初めて捉えたコックピットには、他のAクラス・ファミリーには見られない仕様が見てとれる。
ルーフやウィンドゥ、ピラーの偽装を削ぎ落とした最新の開発車両は、同クラスの『Aクラスセダン』と非常に似ている。違いは、ルーフエンドが丸みを持っていること位だ。ボディシルエットは、兄貴分『CLS』に似ているが、内部のヘッドライト形状が異なっている。
キャビン内は、最新のAクラス・ファミリーと同デザインだ。「MBUX」を搭載する、最大10.25インチの高性能デュアル・ワイドディスプレイを装備。音声認識にも対応し、「ヘイ、メルセデス」の呼びかけに反応してくれる。また、安全なルートを指示してくれる最新世代の「メルセデス・ミー」も搭載予定だ。
唯一異なるのは、ステアリングホイールが高級スエード、アルカンターラをまとっている点だ。これは高性能AMGモデル以外では採用されておらず、謎が残る。
パワートレインは、Aクラス新型と共有する、1.4リットル直列4気筒エンジンを搭載し、最高出力163ps、最大トルク250Nmを発揮する。また最高出力224ps、最大トルク350Nmのパフォーマンスを持つ2リットル直列4気筒ターボチャージャーや、最高出力400ps以上の「AMG CLA45 ハイブリッド」の設定も可能性が高いだろう。
「4ドアサルーン」のワールドプレミアは、存続が決定した「シューティングブレーク」と同様に2019年内と予想される。