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これが市販デザインだ!レクサス「RC F GT」、軽量カーボンボディがニュル激走

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レクサスは2ドアスポーツ『RC』改良新型を日本で発売したばかりだが、その最強モデルとなる『RC F GT』がニュルで高速テストを開始したという情報を掴んだ。スクープサイトSpyder7のカメラがその姿をとらえることに成功した。

今年7月にも初期プロトタイプをスクープしたが、今回捉えた車両はボンネットやルーフにカーボンファイバーを使用しており、市販型プロトタイプと思われる。2016年の「グッドウッド・スピード・オブ・フェステイバル」で初公開された『RC F GTコンセプト』は、RC Fと比較して800ポンド(約363kg)の軽量化を図り、車重は3130ポンド(約1420kg)だったが、市販型では50kgから100kgの軽量化となるだろう。

ヘッドライトとテールライトはRC改良新型と同様のようだが、コーナーエアインテークが大型化され、スピンドルグリルの下部にも新たな吸気口、ボンネットにもエアスクープを装備している。またリアウィング、リップスポイラー、サイドシルなどの「F」エアロパーツやクワッドエキゾーストパイプ、大型の赤いブレーキキャリパーなどで武装している。

その心臓部には、RC Fから流用される5リットルV型8気筒エンジンを搭載。8速ATと組み合わされ、最高出力は468馬力、最大トルク527Nmを発揮する。またRC Fは0-100km/hを4.5秒で駆け抜けるが、RC F GTは4.3秒程度が期待できそうだ。

ワールドプレミアは、早ければ11月のロサンゼルスモーターショー、あるいは2019年1月のデトロイトモーターショーが有力だ。