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ホンダ インテグラ 復活—“初代”は40年以上前、車名も性格も変わった[ヒストリー]

  • 《写真提供 ホンダ》
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ホンダの海外向け高級車ブランドのアキュラは8月13日、『インテグラ』(Acura Integra)を2022年、米国市場で復活させると発表した。ホンダ・インテグラは1980~90年代、日本市場において、スペシャリティカーとして人気だった。

米国でのインテグラは、アキュラブランドが現地で立ち上げられた1986年、最初の2車種のうちの1車種として導入された。2002年型からは車名をアキュラ『RSX』に変更している。しかし、ホンダ・インテグラ、アキュラRSXとも、2006年をもって販売を終了した。

インテグラヒストリーを振り返ってみよう。初代にあたるモデルの登場は40年以上前にさかのぼる。インテグラはもともと『クイント』として1980年に誕生している。『シビック』と『アコード』の間を埋める、5ドア・ハッチバックセダンだった。

発表時のニュースリリース……本田技研工業は、幅広い用途に適し、スポーティな走行性能を備えた5ドア・ハッチバックの小型乗用車「クイント」を、1980年2月16日より、全国のベルノ店を通じ発売する。

最初のモデルチェンジは1985年。このとき「クイント・インテグラ」に改名する。そもそも「5ドア」を示唆する「クイント」という車名だったが、3ドアと4ドアもラインナップすることになり、しかも3ドアクーペから発表された。米国に導入されたのはこのモデルからだ。

発表時のニュースリリース……本田技研工業は、全車に4バルブDOHCエンジンを搭載した、流麗なスタイリングと 快適な居住性をもつ「クイント・インテグラ」を、1985年2月20日より全国のベルノ店から発売する。このクイント・インテグラは、「スタイリング」「居住性」「走り」などクルマが 持つ本来の機能を、ホンダの最新技術で高い水準にまとめあげた(統合=インテグレート)ものである。

クイント・インテグラ5ドアは1985年の、クイント・インテグラ4ドアセダンは1986年10月25日の発売だ。

1989年、次のモデルチェンジで車名は「インテグラ」となり、明確にスポーティ路線を打ち出す。ラインナップは3ドアクーペと4ドアハードトップで、5ドアの設定が無くなった。3ドアクーペは4月20日、4ドアハードトップは5月12日に発売された。

発表時のニュースリリース……本田技研工業は、自然吸気エンジンでリッターあたり100馬力のハイパワー と力強い低・中速性能を高いレベルで両立させた世界初の可変バルブタイミング・リ フト機構を採用した新開発DOHC VTECエンジンを搭載(XSi・RSi)、 優美なスポーティ・フォルムと広く快適な居住空間を併せもったホンダ「インテグラ」の3ドアクーペ/4ドアハードトップを全国のベルノ店から発売する。

1993年のフルモデルチェンジでも3ドアクーペと4ドアハードトップのラインナップ。やはり3ドアクーペが先に発売され、4ドアハードトップが後発となった。3ドアクーペの発売は5月21日、4ドアハードトップは7月23日。

発表時のニュースリリース……本田技研工業は、独立丸型4灯ヘッドライトを採用した精悍なスタイリングと、新開発1.8リットルDOHC VTECエンジンを高性能タイプに搭載するなど、スポーティで爽快 な走りの新型「インテグラ」3ドアクーペを1993年5月21日より全国のベルノ店から発売する。

個性的な独立丸型4灯ヘッドライトのデザインは、話題とはなったが好評とは言えなかったようで、2年後のマイナーチェンジで横長のヘッドライトに修正される。またこのマイナーチェンジと同時に、運動性能を際立たせた「インテグラTYPE R」が新たに設定された。TYPE Rは3ドアクーペと4ドアハードトップの両方に設定された。

発表時のニュースリリース……本田技研工業は、スポーティで爽快な走りと精悍なスタイリングのインテグラ3ドアクーペと4ドアハードトップをマイナーモデルチェンジ。フロント廻りのデザインを一新、安全性、快適性をより一層充実させるとともに、両席SRSエアバッグシステムを8万円で設定するなどメーカーオプションを含み価格の引き下げを行った。また、運動性能の徹底追及を図った「TYPE R」を、インテグラシリーズに新設定。インテグラ3ドアクーペと4ドアハードトップは1995年9月1日より、「TYPE R」は10月16日より、全国のベルノ店から発売する。

1996年には小型4ドアセダン「インテグラSJ」が追加される。3ドアクーペ、4ドアハードトップ、TYPE R(3ドアクーペ、4ドアハードトップ)に加わる第5の車種だ。1クラス上の性能、快適性、経済性を追求した小型セダンと謳い文句だったが、プリモ店扱いの「シビックフェリオ」の兄弟車だ。車両型式E-EK3、エンジン型式D15Bは同じ。インテグラSJのほうがわずかに高価格だった。

発表時のニュースリリース……本田技研工業は、1クラス上の性能と充実装備の1.5リットル4ドアセダン、インテグラSJを1996年3月1日より全国のベルノ店から発売しました。

2001年のフルモデルチェンジでインテグラは3ドアクーペボディのみとなる。標準タイプとTYPE Rを同時に発売した。これが現在のところ最後のインテグラとなっている。最後のモデルチェンジからも20年がたった。

発表時のニュースリリース……ホンダは、スポーティーでスタイリッシュなデザインと高いパフォーマンスで好評のインテグラをフルモデルチェンジし、2001年7月2日より全国のホンダベルノ店から発売する。今回のフルモデルチェンジでは、高性能バージョン「TYPE R」を同時開発。高い走行性能を支える高剛性ボディを新設計し、ベースモデルである「iS」にも採用している。