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アストンマーティンのハイパーカー『ヴァルキリー』、フルデジタルコクピット搭載…ミラーレスに
アストンマーティンは11月2日、新型ハイパーカー、『ヴァルキリー』(AstonMartinValkyrie)の新たな画像を公開した。
ヴァルキリーは軽量構造のミッドシップ2シーターのボディに、新開発の6.5リットルV型12気筒ガソリン自然吸気エンジンを搭載する。アストンマーティンとレッドブルレーシングのテクニカルパートナーシップによる成果として共同開発され、アストンマーティン特有のスポーツカーデザインと、レッドブルレーシングが持つ最先端のF1技術を融合させた究極の1台となる。
アストンマーティンは今回、ヴァルキリーの新たな画像を公開した。注目できるのは、フルデジタルのコクピットだ。すべての操作スイッチをステアリングホイールに集約して、LEDスクリーンに運転に必要なすべての情報を表示する。ステアリングホイールは着脱が可能な設計になっており、ドライバーの乗り降りを容易にするとともに、盗難防止にも役立つという。
また、ヴァルキリーはドアミラーを廃止し、ボディの両側にリア方向を映し出すカメラを設置するミラーレス車となる。カメラが捉えた映像は、左右のAピラーの下に設置されたディスプレイに表示される。室内のルームミラーも装備されていない。