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フィアット、プント 後継車を開発…欧州Bセグに2023年復帰へ
ステランティスは8月3日、フィアット(Fiat)ブランドが2023年、欧州Bセグメントに復帰すると発表した。
フィアットの欧州Bセグメント車が、『プント』だ。現行プントは3世代目モデルで、2005年に欧州で発表された。2018年に生産を終了したが、現時点でフィアットはプント後継車を発表しておらず、フィアットの欧州Bセグメント車はラインナップされていない状態が続いている。
フィアットブランドは2023年、欧州Bセグメントに復帰する予定だ。プントの後継モデルを開発し、欧州市場に投入する。
プント後継モデルでは、PSAグループが開発した車台、「CMP」(コモン・モジュラー・プラットフォーム)をベースにする計画だ。CMPはコンパクトなシティカー(Bセグメント)、エントリーレベルとミッドレンジのサルーン、SUV(Cセグメント)をカバーしており、プジョー、シトロエン、DS、オペル、ヴォクソールの5ブランドすべてが使用している。
また、CMPには、EV向けの「eCMP」がある。このため、CMPは内燃エンジン搭載車とEVの混流生産が可能。これにより、顧客の要望の変化や、内燃エンジンとEVの販売比率に柔軟に対応した生産が行えるという。