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Google ウェイモが無人の自動運転車の公道テスト認可取得…上限105km/h、霧などの悪天候でも走行可能
グーグル(Google)の自動運転車開発部門、ウェイモ(Waymo)は10月31日、ドライバーのいない無人の自動運転車両による公道走行テストの認可を、米国カリフォルニア州当局から初めて取得した、と発表した。
ウェイモは2009年のテスト開始以来、米国の25都市の公道で延べ1000万マイル以上を自動運転で走行してきた。専用のテストコースでは、膨大なシナリオテストを行い、自動運転車が遭遇するさまざまな状況に対応している。専用ソフトウェアを使ったシミュレーションも実施。これらのノウハウを反映させて、無人の自動運転車両の公道テストを可能にした。
なおウェイモの自動運転のテスト車両は、ステアリング、ブレーキ、コンピュータがバックアップされ、必要に応じて車両を強制的に停止できる安全機能が搭載されている。
ウェイモは今回、ドライバーのいない無人の自動運転車両による公道走行テストの認可を、米国カリフォルニア州当局から初めて取得した。ウェイモに対する認可には、市街地、郊外、高速道路の昼夜の公道テストが含まれており、制限速度は最大65マイル/h(約105km/h)となる。霧や小雨などの悪天候の場合でも、公道走行テストが認められた。
ウェイモは、まずは制限されたエリアで無人の自動運転車両の公道テストを開始し、順次テスト走行エリアを拡大していく、としている。