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中山間「道の駅」を拠点とした自動運転サービス 福岡県みやま市で実施へ
国土交通省は7月12日、中山間地域における道の駅を拠点とした自動運転サービスを福岡県みやま市で、7月19日に本格導入すると発表した。
国土交通省では、高齢化が進行する中山間地域における生活の足を確保するため「道の駅」などを拠点とした自動運転サービスの実証実験を2017年度から全国18カ所で実施してきた。
今回、技術面やビジネスモデルに関する実験結果を踏まえ、7月19日から、みやま市に本格導入する。中山間地域における道の駅などを拠点とした自動運転サービスを本格的に導入するのは九州では初めて。走行ルートはバイオマスセンター「ルフラン」~山川市民センター~地元商店(Aコープ山川店)で、往復約7.2kmをヤマハ発動機の定員6人の車両で運行する。運賃は1回100円。
サービスについては、地域の意見や運行時期の特性を踏まえながら運行計画などを随時見直し、よりよいサービスを目指すとしている。