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BMW M2クーペ 新型プロトタイプをニュルで再び目撃…どう進化する?
BMWは7月8日、コンパクト2ドアクーペ『2シリーズ』(220i/M240i)を発表したばかりだが、その頂点に君臨する『M2クーペ』新型の最新プロトタイプをニュルブルクリンクで捉えた。
高速テストを行なっていたとみられる最新プロトタイプは、より大径のホイールやワイドなタイヤを収めるフレア加工されたフェンダーを装備。短いオーバーハングと組み合わされ、「E87」世代の『1シリーズ Mクーペ』を彷彿させる力強いスタンスが見てとれる。
また生産型と思われるホイール、リアにはMブルーで塗装されたクロスドリルブレーキローターとキャリパーを備えている。そして後部には『M3セダン』/『M4クーペ』と同様の大型の円形クワッドエキゾーストパイプをインストール。トランクリッドスポイラーもより際立っている。
M2クーペは「CLAR」プラットフォームを採用、心臓部にはM3セダン、およびM4クーペに搭載されている3.0リットル直列6気筒ツインターボエンジンのデチューンバージョンを搭載予定だ。アップデートされた最新情報によると、2シリーズクーペ新型に設定された高性能「M240i」では、最高出力374psを発揮するが、M2クーペでは最高出力450ps、最大トルク542Nmという圧倒的パワーを発揮するという。
駆動方式は後輪駆動のみと噂される。トランスミッションはデュアルクラッチ(DCT)にくわえ、6速マニュアルトランスミッションも期待できそうだ。
2シリーズクーペ新型のデビュー時期を考えると、M2クーぺのワールドプレミアは、早くとも2022年夏以降となる見通し。生産は2022年12月に始まり、2029年に終了と予想される。