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プジョー 308SW も新型にモデルチェンジ…欧州でワゴン発表

  • 《photo by Peugeot》
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プジョーブランドは6月22日、新型『308SW』(Peugeot 308 SW)を欧州で発表した。5ドアハッチバックに続いて、新型『308』にワゴンが登場している。

従来型308は、2014年に欧州カーオブザイヤーに輝いたのをはじめ、数々の賞を受賞した。新型308は、累計700万台以上を販売した歴代モデルのコンパクトセグメントにおける成功をベースにしながら、デザイン、エアロダイナミクス性能、直感的なインフォテインメントシステムなどを重視して開発された。

新型のボディサイズは、全長4636mm、全幅1860mm、全高1442mm、ホイールベース2732mmとした。従来型に対して、全長は約36mm、全幅は約55mm拡大した。約33mm低められた全高と滑らかなラインを描くノーズの組み合わせが、ボンネットを視覚的に長く見せているという。エアロダイナミクスの目標を達成するために、エクステリアだけではなくボディ内側の空力効率にも配慮している。

ボディサイドでは、シンプルで滑らかな側面が、フロントホイールとリアホイールに張り出した2つのシャープな四角形によって、力強いキャラクターを追求している。サイドメダリオンのデザインは、『205』や『208』などブランドのアイデンティティの歴史を踏襲しつつ、シルエットの躍動感を表現しているという。

空力性能を高めることを狙ったリアは、パッケージングの追求と風洞実験を繰り返して決められた。ルーフ上部の後端には、ロングスポイラーを装備した。傾斜したルーフは、乗員と荷物を運ぶための室内スペースを最大化するためのデザインという。

新型の荷室容量は、後席の背もたれが通常の状態で608リットルを確保した。後席背もたれを前方に倒すと、荷室容量は1634リットルに拡大する。