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【スバル フォレスター 改良新型】X-BREAKは幾何学テクスチャーや防水シート採用でタフさを強化[詳細画像]

  • 《写真撮影 中野英幸》
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スバルの改良新型『フォレスター』は、スバルのデザインコンセプト「BOLDER」表現を取り入れ、よりSUVらしい印象となった。「X-BREAK」グレードは、防水シートやレッドオレンジの加飾により、タフでアクティブな仕様になっている。

◆フロントグリルが大型化、よりSUVらしい仕様に

大型化したフロントのヘキサゴングリルは、ブラック加飾部に施した幾何学テクスチャーにより、見た目だけではなく、傷が目立ちにくいよりタフな仕様に。サイドとリアにはX-BREAK用のe-BOXERオーナメントを取り付けた。

X-BREAKではルーフレールにロープホールが標準装備となっている。フロントとリヤのレッグの直接ロープやベルトを結びつけられるロープ穴を設けたことで、アウトドアなどでの利便性を向上。タイヤサイズは225/60R17 で、X-BREAK用17インチのアルミホイールを採用した。

フロントフォグランプとフォグランプカバーには、X-BREAK専用の丸型6連LEDを採用。光源を6箇所に分けて配置することで、点灯・消灯時の両方でヘキサゴンモチーフを印象付けている。

ボディカラーはX-BREAKのレッドオレンジ加飾が映える「クリスタルホワイト・パール」「アイスシルバー・メタリック」「マグネタイトグレー・メタリック」「クリスタルブラック・シリカ」の4色を展開している。ボディサイズは全長4640×全幅1815×全高1730mm、ホイールベースが2670mm。

◆アクセントカラーにレッドオレンジの加飾

インパネはアクセントカラーによる加飾配置を見直し、全体にブラックを用いて引き締まった印象となった。レッドオレンジ加飾を運転操作に使用するパーツに集約することで、アクセントカラーを際立たせている。

シートの表面には汚れが拭き取りやすく、防水性のあるポリウレタン素材を採用。表皮は滑りを抑えるためにヘキサゴンディンプル加工を施している。シートのカラーはブラックとし、アクセントとしてレッドオレンジステッチを採り入れた。

◆安全性能では「新世代アイサイト」を搭載

X-BREAKは、最高出力107kW、最大トルク188Nmを発揮するパワーユニット「e-BOXER」(2.0リットル DOHC直噴+モーター)を搭載している。

安全性能としては新型『レヴォーグ』で採用された「新世代アイサイト」を全グレードに標準装備。新たなステレオカメラを採用したことで、画角が従来比で約2倍となった。

足回りは、サスペンションコイルスプリングとダンパーの最適化によって、乗り心地と操舵初期の応答性を高めている。さらに、X-MODEがONの状態であれば、速度に応じて制御の有無が切り替わる機能を追加。あわせてヒルディセントコントロールの制御も見直し、悪路走行時の使い勝手を向上させている。