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マセラティの新型SUV『グレカーレ』、スーパーカー MC20 のエンジン搭載の可能性!?

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マセラティの新型SUV、『グレカーレ』の最新プロトタイプ車両を、スクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。ステランティスのカルロス・タバレスCEOが試乗する様子を伝えた公式写真と同じく、全体がブルーのカモフラージュで覆われているが、一部がブラックのカバーで隠されているのが違いだ。

「地中海に吹く北東の風」を意味するグレカーレは、同じFCAのアルファロメオ『ジュリア』や『ステルヴィオ』と共有する「ジョルジオ」プラットフォームを採用し、ステルヴィオとほぼ同じボディサイズが予想される。マセラティ初のクロスオーバーSUV『レヴァンテ』より下に位置し、市場ではポルシェ『マカン』やメルセデスベンツ『GLC』、BMW『X3』らと競うことになるモデルだ。

捉えた最新プロトタイプは、スーパーカー『MC20』を彷彿させるヘッドライトを装着、怪しげに盛り上がるボンネットフード、マセラティ特有の縦スラットの入ったフロントグリルが初めて露出しているほか、アグレッシブなコーナーエアインテークも確認できる。LEDテールライトは、レヴァンテのものと比較してよりフラットなデザインを持ち、テールゲートとほぼ同じ幅の金属製トリムで二分されている。

ボンネットの下には、マセラティのマイルドハイブリッド+2.0リットル直列4気筒ターボエンジンを搭載、上位モデルにはMC20と共有する3.0リットルV型6気筒エンジン「ネットゥーノ(Nettuno)」を積み、最高出力621psを発揮すると噂されている。

以前捉えたキャビン内では、コントラストステッチと丸い通気孔を備えたダッシュボードのトップデザインが確認できた。インフォテインメントディスプレイが全く見えなかったため、フローティングデザインではなく、ダッシュボードに組み込まれている可能性がありそうだ。またレザーやその他の高級素材を多用し、無線アップデート(OTA)、ワイヤレススマートフォン充電パッドなどの装備も濃厚だ。