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フルチェン並みの内外装に、シリーズ初のディーゼルを追加…アウディ A4セダン 35 TDI[詳細画像]
2021年1月に初のクリーンディーゼルエンジン「TDI」搭載モデルを設定した、アウディ『A4』。2020年の商品改良でフルモデルチェンジ並みに生まれ変わった内外装、装備を含め撮り下ろし写真とともに紹介する。写真のモデルは「A4セダン 35 TDI advanced」。
エクステリアデザインは、大幅に刷新。フロントマスクはシングルフレームグリルがよりワイドに、ヘッドライトもシンプルな形状になり、マイルドな表情に。ドアパネルも刷新したほか、全モデルにブリスターフェンダーを備え全幅を5mm拡大。ボディサイズはadvancedが全長4760×全幅1845×全高1410、ホイールベースが2825mm(S-Lineは全長のみ4770mm)。
advancedはLEDヘッドライト、LEDリアライト、ダイナミックターンインジケーター、サイドスカート等を標準装備。S lineはボンネットスリット、専用バンパー、チタンブラックのハニカムメッシュシングルフレームグリル等と、力強いRSモデルのデザイン要素が盛り込まれた。
インテリアは最新のインフォテインメントシステム「MIB3」を初採用。センタースクリーンはタッチパネル式で操作性の向上を図り、よりシンプルでクリーンなコックピットデザインを実現している。S lineではブラックグラスルックコンソールパネルを標準装備し、より質感を高めた。
新たに設定された「35 TDI」は、2リットル直4ターボディーゼルエンジンを搭載し、最高出力163ps、最大トルク380Nmを発揮する。トランスミッションは、より効率を高めた7速Sトロニックを組み合わせ、前輪駆動となっている。なお同じ排気量で出力の異なる「40 TDI」は最高出力190ps、最大トルク400Nmを発揮する。
また、ベルト駆動式オルタネータースターター「BAS」とリチウムイオンバッテリーを搭載する「12V MHEVシステム」を備えている。エネルギー回生機能を高め惰性走行時にエンジンを完全に停止するなど、WLTCモードで17.1km/リットルと優れた燃費性能を実現。エコカー減税対象となっている。
ドライバーの安全性、快適性をサポートする先進のアシスタンスシステムである「歩行者検知機能付アウディプレセンスシティ」や、「渋滞追従支援機能付アダプティブクルーズコントロール」等は一層充実させている。
A4 35 TDIは、セダンの「advanced」が538万円、「S line」が585万円から。アバントの「advanced」が567万円、「S line」が614万円からとなっている。