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メルセデスAMG One 市販モデル、スクープショット全45カットを公開!
270万ドル(約3億円)で発売されたメルセデスAMG初のハイパーカー『One』(Mercedes-AMG One)市販型の最新プロトタイプをカメラが捉えた。
4月にはニュルブルクリンクを走る姿から、その内部やリアウィングを制御する油圧アクチュエーターなどをみることができたが、今回はこれまでで最もカモフラージュが削ぎ落とされた状態。わずかに残る赤、黒、グレーのカモフラージュはもはやディティールを隠そうとしていない。フロントエンドからは、光を放つコーナーエアインテーク、ボンネットフードの形状などが確認できる。
しかし、もっとも大きな変化は後部で、ルーフのエアスクープから続く巨大なシャークフィン、低速モードのリアウィング、そして市販型LEDテールライトなども露出している。
キャビン内にはF1スタイルの長方形ステアリングホイールが見えるほか、そのすぐ後ろには10インチディスプレイ、センタースタックにはドライバーに面した別のディスプレイ、さらに露出したカーボンファイバーも確認できる。
F1譲りのパワートレインは、ターボチャージャー付きの1.6リットルV型6気筒エンジンと4基の電気モーターを搭載。最高出力は986ps(一部の噂では1200ps)を生み出す。アストンマーティン『ヴァルキリー』やゴードン・マレーデザインの『T50』らハイパーカーは自然吸気V型12気筒エンジンを搭載しているが、これらとは根本的に異なるアプローチだ。
市販価格は270万ドル(約3億円)、2021年内にデリバリーが開始予定となっているが、限定275台はすでに完売と伝えられている。