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【アウディ A3 新型】日本法人社長「アウディらしい美しいデザインに仕上がった」

  • 《写真撮影 小松哲也》
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アウディジャパンは4月21日、全面改良したコンパクトモデル『A3』シリーズの受注を開始した。発売は5月18日で、価格は310万円からとなっている。

アウディジャパンのフィリップ・ノアック社長はオンライン発表会で「新型A3は、今日のアウディの核であるバリューを備えている。つまりアウディらしいデザイン、そしてサステナビリティ、パフォーマンス、最後にデジタリゼーション。これが新型A3の特徴」と述べた。

このうちデザインに関しては「新しいシングルフレームグリルをあしらい、とてもシャープなプレスラインと、空力ボディを形状の特徴としている。本当にアウディらしい美しいデザインに仕上がった」と紹介。

またサステナビリティについては「ここ10年間で社会全体のサステナビリティに対する考え方が劇的に変わった。今の時代、プレミアムカーメーカーは、リサイクルした漁網やペットボトルから造られた素材を採用するようになっている」とした上で、「今回のA3のシート生地には100本以上のペットボトルをリサイクルして造られた素材を採用している。今後も二次原料を採用していく」と述べた。

さらに「プレス工程から出るアルミ端材をサプライヤーに戻し、リサイクルしてシートメタルの一部として利用。このリサイクルアルミニウムは新型A3のボンネットに使用されている」とも付け加えた。

パフォーマンスに関しては「パワートレインは3種類を用意」。いずれもガソリンエンジンで、このうち直列3気筒1リットルターボには「コンパクトセグメントとして初めて48vのマイルドハイブリッドシステムを搭載」しているという。

また「パフォーマンス志向のお客様向けには(最高出力)310馬力のエンジンを搭載したアイコン的な存在の『S3』を用意」し、さらに今秋には直列4気筒2リットルターボエンジンモデルが発売され、「(最高出力)190馬力を生む2リットルのエンジンは、クワトロと組み合わせている」とのことだ。