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アウディ新型電動SUVの車名は『Q6 e-torn』か、「PPE」プラットフォーム初採用へ

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3月にアウディの新型電動クロスオーバーSUVをスクープ、車名を『Q5 e-tron』と報じたが、市販型では『Q6 e-tron』の車名が最有力であることがわかった。

Q6 e-tronは、ポルシェと共同開発された「PPE」(プレミアム・プラットフォーム・エレクトリック)を採用する最初のアウディとなる。

この新プラットフォームの詳細は明かされていないが、ポルシェ『タイカン』やアウディ『e-tron GT』と同様に、スケーラブルで800Vの高速充電が可能となるほか、後輪ステアリングトルクベクタリング、エアサスペンションなどVWグループの「MEB」プラットフォームより多くの利点がある。また今後登場するポルシェ『マカンEV』とは、PPEのほか多くのコンポーネントを共有するため兄弟モデルとなることが確定している。

捉えたプロトタイプは初期開発段階のため、テールライトにダミーコンポーネントが付けられている。しかし、ヘッドライトのつり上がったアウトライン、下部グリルセクションのおおまかな形状が確認できるほか、フロントバンパーの両側には未完成のエアインテークが見てとれる。

アウディは2025年までに20台のEVを提供すると発表しており、Q6 e-tronのワールドプレミアは2022年内と予想。市販型では480kmの航続が期待されている。