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ダイハツ、マレーシアで新型コンパクトSUV『アティバ』発売 DNGA海外展開第1弾
ダイハツ工業は3月3日、DNGA海外展開の第1弾として、マレーシアの現地合弁会社プロドゥアからコンパクトSUVの国民車、新型『アティバ』を発売した。
新型アティバは、2019年に日本で発売したコンパクトSUV『ロッキー』をベースに、プロドゥアとダイハツの協力によりマレーシア市場に最適な形に作り上げた新商品。ダイハツの新世代のクルマづくり「DNGA(Daihatsu New Global Architecture)」による海外展開第1弾商品となる。
DNGAは、軽自動車を基点に小型車まで、設計思想を共通化した「一括企画開発」を採用。日本およびアセアンを中心とした新興国にて、グローバル商品としてベースを共通化しながら、現地ニーズに最適な商品として市場投入できるクルマづくりを進めてきた。
新型アティバはSUVらしい力強くアクティブなデザインとし、小回りの利くAセグメントのコンパクトサイズと広い室内空間の両立。DNGA新プラットフォームや1リットルターボエンジンとD-CVTからなる新ユニットによる、 快適な走りや乗り心地などの高い基本性能を備える。また、マレーシア専用に設定した衝突回避支援システム「スマートアシスト(現地名:Advanced Safety Assist)」を装備。6万1500リンギから7万2000リンギ(約162万円~189万円)と、国民車に相応しい価格とした。
ダイハツは今後もDNGA商品の海外展開を予定しており、競争力の高いDNGA商品を投入することで、より多くのユーザーニーズに応えていく。