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ジャガー E-PACE 改良新型の予約受注開始、最新アーキテクチャー採用 価格は498万円より
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、初の大幅改良を受けたジャガーのコンパクトSUV『E-PACE』2021年モデルを日本市場に導入、2月18日より予約受注を開始した。
E-PACE改良新型は、最新の電動パワートレイン技術に対応するように設計されたPTA(Premium Transverse Architecture)をジャガー初採用。エンジンマウントの位置を変更することで、スロットルレスポンスを向上させながら、ステアリングホイールへ伝わる振動を減少させ、静粛性と乗り心地を高めた。
エンジンラインアップには、最高出力204ps、最大トルク430Nmを発揮する最新の2.0リットル直列4気筒ディーゼルターボを新たに追加。マイルドハイブリッドテクノロジー(MHEV)を採用して、減速時に失われてしまうエネルギーをバッテリーに蓄え、エンジンを停止させて無負荷走行(時速17km/h 以下の場合)したり、スムーズな発進をサポートし、燃費効率と加速時のレスポンスを改善している。このほか、従来の2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ(P200:最高出力200PS・最大トルク320Nm、P250:最高出力249PS・最大トルク365Nm)と合わせ、エンジンタイプは3種類、全10機種を展開する。
エクステリアは、ダブルJグラフィックのLEDヘッドライトやジャガーヘリテージロゴを想起させるダイヤモンド形状のフロントグリルメッシュを採用したほか、フロントバンパーロワーインサートやリアバンパーのデザインも刷新。サイドベントにはジャガーのリーパーロゴを配し、新デザインのホイールも追加した。
インテリアもエンボス加工のジャガーリーパーロゴをレイアウトしたヘッドレストやクリケットボールステッチを施したシフトレバー、コンソールの小物用トレイ、11.4インチのカーブドタッチスクリーンを新たに追加。英国のクラフトマンシップが細部にまで反映され、高級感と快適性を追求した室内になっている。
また、従来のジャガードライブコントロールで選択可能だった「雨/氷/雪」モードに代わり、アダプティブサーフェスレスポンス(AdSR)を標準装備した。車両状況を常時モニタリングし、エンジンとブレーキの設定を適切に調整。路面状況を検知しながら最適なグリップ力を発揮、走行安定性を高めている。
安全面では、3Dサラウンドカメラ、ブラインドスポットアシスト、アダプティブクルーズコントロール、フロント&リアパーキングエイド、リアコリジョンモニター、リアトラフィックモニターなどの多彩なドライバー支援システムを標準化。最新インフォテインメントシステム「Pivi」も標準装備とした。
価格は498万円から698万円。
また、E-PACE 2021年モデルの発売を記念し、特別仕様車「ローンチエディション」を50台限定で用意する。ベースモデルは最上級グレード「R-ダイナミック HSE P250」。専用色ポルトフィーノブルーのボディカラーにクラウド、ディープガーネットのインテリアカラーをコーディネート。E-PACEのスポーティさを際立たせるブラックエクステリアパック、ピクセルLEDヘッドライト、21インチホイール(グロスブラック)に加え、ワイヤレスデバイスチャージングや空気清浄システム(PM2.5フィルター搭載)など、最新のオプションを備える。
価格は854万8000円。