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BMW X7 改良新型に水素レンジエクステンダーも!? 湾曲ダッシュボード採用なるか

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BMWのフラッグシップ・クロスオーバーSUV『X7』改良新型プロトタイプが、初のウィンターテストを開始した。その姿をスクープサイト「Spyder7」のカメラが捉えた。同ブランドの最も新鮮なモデルの1つであるX7は2019年にデビューしたばかりだが、早くも改良新型のテストが開始されている。

豪雪のスカンジナビアでキャッチしたテスト車両は、フロントとリアを厳重にカモフラージュしているが、ボンネットフードを一新。位置が下げられデザインが刷新されるヘッドライト、わずかに広いグリルを装着。『7シリーズ』にインスパイアされたフロントエンドとなることが予想される。またリアエンドでは、LEDテールライトのグラフィック、バンパーのリフレッシュが実施されるだろう。

インテリアでは、新設計される湾曲ダッシュボードの採用が噂されており、最新のインフォテインメントウェアも搭載すると思われる。

現行型パワートレインは、3.0リットル直列6気筒ターボチャージャーエンジン、及び最高出力456ps、最大トルク649Nmを発揮する4.4リットルV型8気筒ツインターボエンジンをラインアップしているが、どちらも微調整が行われ、効率的に、かつパワーアップする可能性もあるという。さらに、水素レンジエクステンダーを備えるエレクトリックモデルの設定も噂されている。

X7改良新型のワールドプレミアは最速で2021年内と予想される。市場ではメルセデスベンツ『GLS』などと競合することになる。