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一人乗り自動運転ロボZMP『ラクロ』、シェアリングサービスのフランチャイズオーナー募集
ZMPは、歩く程度の速度で自動運転する一人乗りロボ「RakuRo(ラクロ)」のシェアリング事業を運営するフランチャイズオーナーの募集を開始した。
ZMPでは、2020年10月より、東京都中央区佃・月島エリアを中心として、歩行速モビリティ「ラクロ」のシェアリングサービス事業を展開してきた。ラクロは道路交通法上「電動車椅子」に分類され、一般公道(主に歩道)を走行できることから、集合住宅エリアにラクロステーション(乗り場)を設定し、病院への通院、スーパーへの買い物、役所、図書館、レストランなどとの往復移動に利用したり、隅田川沿いの散歩コースを周遊するなど、様々な活用ができるようになっている。
ラクロシェアリングサービスでは、スマートフォンアプリにより日付・時間、および目的地を予約することで簡単に利用できる仕組みを提供。月額会員費1万円の乗り放題、または10分370円の時間単位での利用ができ、シニアから子どもまで幅広い層の移動手段として活用されている。
ZMPは今回、佃・月島エリアでシェアリングサービス運営で培ったノウハウを基に、ラクロを活用した事業運営のフランチャイズオーナーを募集し、これからの新しいモビリティ事業運営サポートを行っていく。事業展開を希望するオーナーには、ラクロと遠隔モニタリングシステムの提供をはじめ、ラクロを利用したサービス運用における役所や地域とのコミュニケーションの進め方、オペレーション方法や点検方法、ラクロの運行ルート作成など、様々な基本的なサポートを行い、フランチャイズオーナーの事業展開を後押しする。
フランチャイズ事業では、レンタカーやカーシェア事業者、自転車・バイク・自動車販売店、不動産事業者、駐車場やマンション経営者、病院・高齢者施設、コンビニ・スーパー・ショッピングセンター、交通事業者、自治体など、多種多様な事業主を幅広く募集。各地の地域住民にむけた利便性向上、移動手段提供による活性化を目的とした事業展開をサポートしていく。