注目の自動車ニュース
ポルシェ 911 GT3 新型発表…“緑の地獄”を17秒短縮、ニュルでアンダー7分
ポルシェは2月16日、ポルシェ『911 GT3』を発表した。新型911 GT3はニュルブルクリンクの北コースで従来型のタイムを17秒縮めた。開発ドライバーのラルス・ケルンは1周20.8kmを6分59秒927で回ったのだ。
新型は開発の終盤でニュルブルクリンクの北コースを走り込んでいる。ポルシェのスポーツカーでは伝統的にベンチマークとなっているコースだ。従来使われていた20.6kmのショートコースでは、6分55秒2だった。これらの数字は、速度記録用に特別に用意されたイベントで達成したものではない、とポルシェはいう。ポルシェ・ブランドアンバサダーのヨルグ・ベルグマイスターも同様のラップタイムを何度も刻んでいる(ベルグマイスターは元レーサーではあるが)。
そのベルグマイスターは、自身が“緑の地獄”(森の中にあるニュルブルクリンクの異名)で乗った車の中で、ベスト・プロダクションカーと評価した。