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ニューノーマルに向けMaaS関連求人が増加、前月比5.5%増の573件 2020年12月

  • 《画像提供 ストロボ》
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自動運転専門ニュースメディア「自動運転ラボ」は、主要6転職サイト(Indeed、doda、リクナビNEXT、マイナビ転職、ランスタッド、エン転職)における自動運転・MaaS関連求人数の2020年12月版調査結果を発表した。

自動運転関連求人数は2020年10月末時点で1万8105件。前月比16.5%増(前年同月比1.0%減)と3か月ぶりの増加となった。転職サイト別では、Indeedが前月比18.3%増の1万5991件、dodaは同6.1%増の1201件、リクナビNEXTは同1.1%減の681件、マイナビ転職が同36.4%増の101件、ランスタッドが同3.6%減の80件、エン転職が同6.2%増の51件だった。

2020年12月の新規求人案件としては、新会社設立に伴う自動運転関連の研究職や自動運転向けの地図を開発している企業のディレクター職の案件などがあった。また、大手自動車メーカーやシステム開発企業も、自動運転の開発を担当するエンジニア職の求人を引き続き強化している印象だ。

MaaS関連の登録求人案件数は、前月比5.5%増の573件。転職サイト別では、Indeedが前月比1.8%増の257件、dodaは同13.6%増の166件、リクナビNEXTは同4.8%増の131件、マイナビ転職が3件、ランスタッドが10件、エン転職が6件となっている。

新たに登録された案件の中では、ベンチャー企業や大学発スタートアップによる求人案件も目立っているほか、これまでのように大手自動車メーカーや一次サプライヤーの案件も多い印象。MaaSプロジェクトが国内で続々と立ち上がる中、プロジェクトを担当するマネージャー職の案件も増えてきている。