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フォードモーター、EVや自動運転への投資を増額…EV向けは2倍に
フォードモーター(Ford Motor)は2月4日、EVや自動運転技術への投資を、290億ドルに引き上げると発表した。総投資額の290億ドルのうち、220億ドルがEV向けとなる予定だ。
EV向けの220億ドルの投資は、フォードモーターの従来の計画のほぼ2倍に相当する。フォードモーターは、ピックアップトラック、SUV、商用バンにEVのラインナップを拡大する。バッテリー容量を増やし、コストを改善し、より多くの新型EVを開発していく。
すでに米国市場では、フォード『マスタング』シリーズのEV、『マスタングマッハE』を発表した。2021年後半には、商用EVバンの『E-トランジット』を発売する。2022年の半ばには、ピックアップトラックの『F-150』のEV、その後、高級車ブランドのリンカーンにEVを投入する。
EVがフォードモーターのラインナップの主要なものになるにつれて、EVの生産能力が世界中で拡大する見通し。米国ミシガン州とミズーリ州、カナダの2工場、メキシコ、中国でEVを生産する計画だ。
自動運転に関しては、2025年までに約70億ドルを投資する。このうち、2021年以降では50億ドルの投資を計画しており、自動運転の実用化に向けた研究開発を加速させていく。