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ポルシェ 911 新型、現行モデル引き連れ最終テスト…進化くっきりと
ポルシェ『911』新型(992型)と、現行モデルの2ショットを初めてカメラが捉えた。先頭を走るイエローが次期型、後ろのブルーが現行モデルだ。こうして並ぶとその進化が見てとれる。
フロントマスクでまず目に入るのは、ヘッドライトの違いだ。新型にはポルシェの“顔”となっている「Xダイナミックライト」が装備されている。そしてスクエア基調になったバンパーのエアインテーク。また新型のボンネットは、1970年代から1980年代に生産された空冷タイプの911を彷彿させるデザインが採用されている。
リアビューでは、テールライトが大きく変わる。新型では、薄くなり左右をつなぐストリップライトが採用される。これは『カイエン』『マカン』でも見られるタイプだ。またナンバープレートは、バンパー下部へ移動し、その両サイドにクワッドエキゾーストパイプを配置。よりスポーティーな新デザインとなっている。
新型のパワートレインは、3リットル水平対向6気筒ターボエンジンが予想され、最高出力は390psを発揮すると見られる。高性能「S」は、最高出力450psへと向上する可能性があるようだ。さらに4リットル水平対向6気筒ターボが予想される「GT3」は510ps、「ターボ」は最高出力600psとも噂されている。
ワールドプレミアは、11月のロサンゼルスモーターショーが最有力だ。