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空港で自動除雪作業車を運行 自車位置測定の実証実験を新千歳空港で実施へ

  • 《Photo by Andrew Theodorakis/Getty Images News/ゲッティイメージズ》
  • 《資料提供 国土交通省》

国土交通省は1月29日、空港除雪作業の省力化・自動化を推進するため、新千歳空港の制限区域内(空港において出入国審査線の内側)で、自車位置測定技術についての実証実験を実施すると発表した。

国交省では空港除雪作業の省力化・自動化を推進している。2020年度は、自車位置測定技術に関する実証実験を行う予定にしており、2月3~5日に新千歳空港制限区域内で実施する。

今回は、2021年度の実装に向けて、一般車両に自車位置測定装置を設置して積雪、降雪状況に応じて空港除雪車両の実際の運用速度(最高40km/h)で走行し、自動位置測定の課題を抽出する。

実証実験はエルムデータ、パナソニックシステムソリューションズジャパン・三英技研、アイサンテクノロジー・建設技術研究所・マップフォー、NTTドコモがRTK-GNSSや高精度3次元地図とライダーしスキャンマッチングなどの方式で参加する。