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自動運転の大型路線バスを運行、実証実験を実施 西武バスなど
西武バスなどは、2月から遠隔監視システムを活用した自動運転大型バスによる路線バス運行の実証実験を実施すると発表した。
実証実験には群馬大学、日本モビリティ、あいおいニッセイ同和損害保険、MS&ADインターリスク総研も協力して実施する。
実験では、西武バス路線である西武池袋線・飯能駅南口と美杉台ニュータウン(飯能営業所管内)間で、国内初の試みとして通常の営業運行をしている大型車両の路線バスと同じ運行形態で自動運転大型バスを運行する。2月23、25、28日と3月1、3、5、7日に1日4便運行する。通常のバスより低速運行となるため、所要時間が多くかかる見通し。
自動運転大型バスは乗務員が運転席に着席して、アクセル、ブレーキ、ステアリングを自動操作する自動運転レベル2で運行する。西武バス飯能営業所内に遠隔監視室を設置して運行中のバスを監視する。
また、あいおいニッセイ同和損害保険は実験に適した保険を提供する。MS&ADインターリスク総研は、総合的なリスクアセスメントや安全管理体制の構築を支援する。
実験に参加する各社は今後も段階的に実験を重ね、自動運転レベル4(限定地域での完全自動運転)による営業運行を目指す。