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「欧州のハイエース」ロング&スポーティに進化…VW「T7」市販型プロトタイプ

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「欧州のハイエース」とも言えるVWのマルチバン、『T6』後継モデルとなる『T7』最新の市販型プロトタイプが、豪雪のスカンジナビアに出現した。

捉えた最新のプロトタイプは、依然カモフラージュが重くディテールは不明だが、センターにロゴを備える2本の水平バーやスリムなグリル、バンパーには上下2分割されたハニカムメッシュパターンのエアインテークを装備している。

そのほかフロントガラスが拡大し、視界が向上するほか、ヘッドライトは『ゴルフ』新型にインスパイアされたデザインが予想されている。

T7市販型では、VWグループの「MQB」プラットフォームを採用、フロントオーバーハングは長くなり、ホイールベースが延長されることにより居住空間が充実、さらに6cm(2.36インチ)ローダウンすることで、よりスポーティなルックスを実現するという。

キャビン内には、ダッシュボードの中央にインフォテイメントシステム、その横にはデジタルインストルメントクラスタを配置、ゴルフ新型と似たレイアウトとなる可能性が高い。

パワートレインの詳細は入手していないが、ガソリン、及びディーゼルはもちろん、マイルドハイブリッドやプラグインハイブリッドなど電動モデルのラインアップも濃厚だ。PHEVには『ゴルフGTE』から技術を流用した、直列4気筒ガソリンエンジンと小型のモーターが組み合わされると予想されている。

T7のワールドプレミアは、2021年後半が有力だ。