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BMW X3 改良新型、フロントを大胆にイメチェン!? オペレーティングシステム7.0も
BMWが開発中の主力コンパクト・クロスオーバーSUV『X3』、その改良新型プロトタイプをカメラが捉えた。
初代X3は2004年に登場するなり、市場で最も売れているSUVの1台へ成長した。現行モデルは2017年に発売されており、これが初のLCI(Life Cycle Impuls=商品改良)モデルとなる。
スペイン南部の山中で捉えた初期プロトタイプは、ボディ前後がカモフラージュされているが、フロントマスクは大きくイメージチェンジしそうだ。キドニーグリルはより拡大するほか、LEDデイタイムランニングライトのグラフィック、エアインテークを含むバンパーが変更されることになりそうだ。
またリアエンドでは、LEDテールライトがT字型デザインを維持する一方、シグニチャーの変更が予想される。
キャビン内は、新しいトリムからレザーの組み合わせまでいくつか変更される可能性がありそうだ。また「BMWオペレーティングシステム7.0」の搭載が期待される。ドライバーはメーターパネルとコントロールディスプレイを自分用にカスタム、最適な情報を取得することが可能となるほか、5.1インチデジタルディスプレイを備える「BMWライブコックピット」インストルメントクラスタを採用する。
パワートレインは、2.0リットル直列4気筒ガソリン/ディーゼルターボ、2.0リットル直列4気筒ガソリンターボ+電気モーターのPHEVなどのラインアップを基本的にはキャリオーバーするが、一部をアップグレード。CO2排出量を抑えるなどし、アウディ『Q5』、メルセデスベンツ『GLC』、ジャガー『F-PACE』、ボルボ『XC60』、アルファロメオ『ステルヴィオ』など多数の強豪ライバルに対抗していく構えだ。
また、X3ファミリーの高性能モデル「M40d」、「M40i」、「X3M」、「X3Mコンペティション」らもLCI世代の登場でアップデートされることになる。